■免疫チェックポイント阻害剤の治療を開始
全く新しい視点で開発されたがん治療薬が、免疫チェックポイント阻害剤の『オプジーボ』や『イミフィンジ』です。 新薬ゆえに患者さまへの投与が制限・限定されますが、この画期的な治療薬を切望される患者さまが多くいらっしゃいますので、当院でも治療を開始いたします。
■免疫チェックポイント阻害剤の治療を開始
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抗PD-1抗体を使って、がんを攻撃するリンパ球を活性化させる薬剤がオプジーボです。
免疫機能の仕組みを利用したことで副作用が少なく、かつ高い効果を発揮することが可能です。
■オプジーボの仕組み
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- がん細胞が持つPDL‐1とT細胞の持つPD‐1が結合することでT細胞の働きが低下し、がん細胞はT細胞から逃れています
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- 抗PD‐1(オプジーボ)によってPD‐1とPD‐L1の結合を阻止し、T細胞の働きを活性化します。体内の免疫系を強化することで、がん細胞への攻撃力を高まります
■確かな治療成績
- 図1はオプジーボ単独の治療実績です。薬物治療を受けて効かなくなった非小細胞肺がんの患者129人がオプジーボ単独の治療を受けたところ、〔1年生存率が42%・2年生存率が24%〕という結果が出ています。
■治療費に関して
患者さまの状態に合わせた治療方針によって費用が異なります。まずはご相談ください。