カルナメドのがん検診 《がん遺伝子検査》

がん遺伝子検査

がん予防・再発防止のために

 CT、MRI、PET検査などの画像診断では直径5mm程度の腫瘍を発見できるようになりました。ですが、5mmという大きさはすでに〝一人前のがん〟です。がんがこうした大きさになるまでには5〜20年ほどかかっていて、その成長前に微細ながん細胞を見つけ出そうというのが「がん遺伝子検査」です。がんの危険性を認識して「発病回避」や「再発予防」ができれば、手術・抗がん剤・放射線治療による過酷ながんとの戦いを避けることができ、仕事や日常生活に支障をきたすようなことがなくなるのです。
 

がんリスクを超早期に評価します

 遺伝子が傷ついて正常な細胞が“がん化”するわけですが、「がんであるか」「がんでないか」をはっきり区別することは、これまでの検査方法では困難でした。ですが、がんに関与する遺伝子の変異を調べることによって0.5mm以下の腫瘍を見つけ出し「がんの浸潤性」「転移の可能性」がこの検査で分かります。
 

遺伝子検査「Can Tect」

血液から抽出したDNA・RNAを解析して、タンパク質ができるまでの過程で生じる異常を見つける検査です。
以下のことを調べ、がんになるリスク評価・微細ながん細胞の存在リスクを測定します。

がん遺伝子解析の流れ

がん遺伝子解析の流れ

① 血しょう中のDNA濃度
がん細胞は活発な増殖とともに、免疫細胞の攻撃でたくさん死んでもいます。細胞の不要物は血液中に放出されますので、体にがんがあると血中に存在するDNAの量が増加する傾向にあります。したがって、血液中のDNA濃度を測定することで、がんのスクリーニング検査をします。
② がん関連遺伝子の突然変異
がん細胞において高頻度で突然変異を起こす部位(ホットスポット)の配列について調べることで、それががん細胞由来かどうかを識別します。また、その突然変異の位置によって、がんの部位や状態を推測するための情報を得ます。
③ がん抑制遺伝子のDNAメチル化
がん抑制遺伝子そのものが壊れていなくても、その周辺にメチル基(CH3-)がたくさん付着することによってがん抑制遺伝子が発現しにくくなります。そうすると、ブレーキ役としてのがん抑制機能が果たせなくなります(不活性化)。このメチル基の付着度合いを調べます。
④ がん遺伝子mRNAの発現量
がん関連遺伝子が突然変異を起こしただけではがん化しません。その変異情報をもとにして、異常タンパク質の機能が促進されることで過剰な細胞増殖が起こりがん化を引き起こします。この検査で多数のがん関連遺伝子の発現状態を検出します。

これらの4つの検査結果から得られるデータを、ジーンサイエンス社が開発したアルゴリズム(がんリスク判定法)にあてはめて、がんリスク値を段階評価します。その評価結果は次のようなものですが、それをもとに作られた細かな検査レポートから「発がんリスク」「予防管理」について担当医からご説明いたします。

がんリスク値と段階評価(あなたのリスクは?)
リスク段階がんリスク値評価内容
A0〜25健康な人の44.1%がこの領域に含まれます。一般的には現時点でのがんの発症リスクは低いと考えられますが、担がん者(がんを体内に持っていること)でも6.6%がこの領域に含まれます。
B25〜50健康な人の34.2%がこの領域に含まれます。一方、担がん者の18.5%がこの領域に含まれます。したがって、リスクレベルはAよりも高くなります。
C50〜75この領域では健康な人が17%であるのに対し、担がん者では27.6%が含まれます。担がん者の割合が健康な人を上回ることから、リスクレベルがかなり高いことを示します。
D75〜100この領域では、健康な人の4.7%に対し、47.3%もの担がん患者が含まれ、リスクレベルが非常に高いことを示しています。精密かつ総合的ながん検診の受診をおすすめします。
検査方法
  1. ① 事前のご予約が必要です。
  2. ② 検査には「総合検査コース」と「リスク評価コース」があります。
  3. ③ がん遺伝子検査についての説明を受けていただき、問診票をご記入していただきます。
  4. ④ 約20mlの採血を行ないます。
  5. ⑤ 検査報告は「総合検査コース」4週間後、「リスク評価コース」は3週間後です。
  6. ⑥ 検査結果に合わせて治療方針や生活習慣改善のご提示をします。
【総合検査コース】
 検査費用:240,000円(税別)
DNA濃度測定、突然変異解析、メチル化解析、発現解析、がんリスク評価の全ての検査項目を含む、総合的な検査です。現在のがんのリスクを詳しく知りたい方、今後の予防行動のきっかけにしたい方におすすめです。
【リスク評価コース】
 検査費用:120,000円(税別)
DNA濃度測定、突然変異解析の2つの検査の組み合わせによってがんリスク評価を行う検査です。2回目以降のがん遺伝子検査やがん予防の指標、また再発防止管理やがん治療効果の確認におすすめです。
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