カルナメドのがん検診 《CTC(血中循環腫瘍細胞)検査》

CTC(血中循環腫瘍細胞)検査

がん治療は正確な情報が命です

 がん細胞は血液やリンパ液の流れにのって循環し、転移します。このように血液中に循環しているがん細胞を血中循環腫瘍細胞(Circulating Tumor Cell:CTC)といいます。この検査では、血液中にいったいどれだけのCTC(がん細胞が存在しているのかを調べるものです。アメリカ食品医薬品局(FDA)は、CTC検査の臨床的有用性を認め「体外診断薬」として認可しています。ですから、アメリカの一流病院ではこの検査を必須のようにしています。当クリニックでも、治療前には必ずこの検査を受けていただいています。
 がんと〝宣告〟された時には残された時間がわずか、というケースが少なくありません。迅速に効果的な治療を行うためにも、医師ができるだけ早期に正確な病態を把握することが重要です。採血だけの患者さんには負担の少ない検査で、がんの病態を予測できる有効な検査として重要視しています。
 

「再発」「転移」をより正確に把握します

 CT、MRI、PETなどの画像検査では、腫瘍が1cmほどにならなければ診断できません。これまでは1cmほどのがんは早期発見と解釈され、手術ですべて切除すれば心配ないと思われがちでした。ですが、現実はそれらの約50%が再発や転移となり、命を落としているのが現状です。しかし、CTC検査を用いれば画像診断に比べてもっと早い段階で診断が可能となりますので、画像検査では発見できない転移の診断に役立ちます。また、がん再発や転移を防ぐために抗がん剤を使用することが通常の治療ですが、効果の有効性も分からずに副作用の強い抗がん剤をいたずらに続けることが避けられます。つまり、抗がん剤投与前にCTCの数を調べておいて、投与後に再度CTCの数をチェックすると、その抗がん剤が効いているか否かを客観的に判断できるというわけです。
 

CTC検査の有効性と有用性

 CTCは転移がんの全てで検出されるわけではありません。転移乳がんで40%程度、転移大腸がんの30%程度で検出されます。画像検査や腫瘍マーカー検査で見つからない再発・転移がCTC検査で見つかることもありますが、画像検査や腫瘍マーカー検査よりも優れているという検査ではなく、それらの検査も組み合わせることで、より精度の高い検査結果となります。また、以下のような有用性も考えられます。
 

  1. 手術後の転移がないかを調べる
  2. 再発予防の治療を受ける必要があるかどうかを調べる
  3. CT、MRI、PET検査では転移がはっきり分からないので、再発の超早期発見を希望する
  4. CT、MRI、PET検査では転移がはっきり分からないのが、腫瘍マーカーが高く再発が心配される
  5. 再発しやすい「乳がん」「前立腺がん」「腎がん」「肝臓がん」などの長期経過観察
検査方法
  1. ① 事前のご予約が必要です。検査の3日前までにお申し込みください。
  2. ② 受託可能日は、月曜日〜木曜日です。
  3. ③ 約20mlの採血を行います。
  4. ④ 検査報告は約2週間後です。
  5. ⑤ 検査結果に合わせて治療方針をご提示します。
  6. ⑥ 検査費用は、1回につき100,000円(税別)です。
検査結果
A0個がん罹患・転移の心配は少ない。しかし、「がんではない」「転移していない」ということではなく、継続して“がん検診”の必要があります。
B1個がん細胞が体のどこかに存在しています。肉眼で見えない小さながんが存在しているので、画像診断で早期がんと診断されても、すでにがん細胞は飛散しているということを意味します。
C2個転移がほぼ間違いなくあるということを意味します。
D5個生命の予後が短いということを意味します。
Page Top