治療Q&A

Q. どれか1つの免疫細胞療法だけではだめなのですか?

免疫細胞はそれぞれに役割や任務をもって働いています。

 がん細胞は、免疫力という高度な防衛システムをくぐり抜けて大きくなっています。免疫力を上げるだけでなく、体内の免疫システムをバランスの取れた違うシステムにしなければ、がんを抑え込むことは困難です。ですから、どれか1つの免疫細胞数を増やしたりパワーアップさせるよりは、免疫応答(システム)の改善が最も効果的となります。たとえば、情報司令塔の樹状細胞が攻撃ターゲットの情報を与えなければ、T細胞は誰を攻撃して良いか分からず、がんの近くにいながら相手が敵(非自己)かどうか判断できずに攻撃しません。「きちんとした情報があって攻撃力もある」、こうした防衛システムの総合力を強化する必要があります。また、増殖をし続けるがん細胞に対して、多勢に無勢では思った効果が期待できません。たくさんのがん細胞を上回る数の免疫細胞で立ち向かう必要があります

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